日本のフォークソングの歴史・日本のフォークソングの名曲、日本のフォークソングの名作
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日本のフォークソングの歴史・フォークソングの名曲、昭和のフォーク ●赤い鳥「竹田の子守唄」(1969年) 1969年11月、「第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に関西・四国地区代表として出場。 「竹田の子守唄」、「COME AND GO WITH ME」を歌い、フォーク・ミュージック部門の第1位を獲得、他部門の優勝グループを抑え、グランプリを獲得(この時、オフコース(当時は「ジ・オフ・コース」として)、チューリップ(当時は「ザ・フォー・シンガーズ」として)も出場していた)。 財津和夫はオフコースを聴いて「負けた」と思い、オフコースの小田和正は赤い鳥を聴いて「負けた」と思ったという。 ●「竹田の子守唄」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=X1-3SHjOHmM ●「翼をください」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=rQDzThbjLL0 中学校の合唱コンクールで歌った。 若者の心をガシっとつかむ歌だよね。 解散後 [編集] その後、後藤・平山の夫妻は「紙ふうせん」、山本夫妻と大川は「ハイ・ファイ・セット」、渡辺は「ハミング・バード」を結成した。 ●ハイ・ファイ・セットの「卒業写真」(荒井由美作詞・作曲) ↓ http://www.youtube.com/watch?v=rHSQAm_p7rs |
フォークソングの歴史・フォークソングの名曲、昭和のフォーク ●友部正人「大阪へやって来た」 ボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」を聴き、衝撃を受けソングライティングにのめり込むようになる。 ウッディ・ガスリー、レッドベリーが汽車の中でやった生活者の感情を歌うスタイルを日本でやりたいと思い、路上で歌い始める。 やがて学生運動に参加し火炎瓶を投げ、鑑別所に入れられてしまう。 1960年代末、名古屋市から大阪市に移住。西岡恭蔵、大塚まさじらと出会い、高田渡を通して喫茶店に通い古書店で詩集を読む生活をする。 1971年、中津川フォークジャンボリーに参加し、シバ、岩井宏、いとうたかお、山本コータローらと、武蔵野タンポポ団のセッションに参加。 1972年、『大阪にやってきた』でデビュー。 1973年、「にんじん」、「また見つけたよ」をリリース。 フォークシンガーになりたかったけれど、「詩人」になった友部正人の歌詞は衝撃的だ。 詩人の谷川俊太郎も高く評価している。 ●「大阪へやって来た」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=e990KauU45E 初めてこの曲を聴いた時、「なんだ!これは?!」 と思った。 まるで村上春樹の世界だ。 ●「一本道」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=E8DgYD8enPw これぞ、フォークソング、って感じだ。 「中央線よ、空を飛んで、あの娘の胸に突き刺され」という歌詞。 友部正人ならではの世界だ。 |
フォークソングの歴史・フォークソングの名曲、昭和のフォーク ●加川良「教訓I」 1970年代、アート音楽出版(URCの版権管理会社)に入社する。 高田渡、岡林信康、高石ともやらの影響でフォーク・ソングを唄い始め、1970年の第2回中津川フォークジャンボリーでは飛び入りで「教訓I」を発表し、一躍人気者に(後に、「教訓II」なぎらけんいちや、「教訓110番」三上寛などパロディー作品も発表された)。 『教訓』(1971年)でURCからデビュー。 「こがらし・えれじい」「偶成」を含む『親愛なるQに捧ぐ』(1972年)、中川イサトとのライヴアルバム『やぁ。』(1973年)をたて続けに発表。 また1972年、よしだたくろうの代表作『元気です。』に「加川良の手紙」(作詞・加川良、作曲・吉田拓郎)という曲が収録された。 ●加川良「教訓I」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI 強烈に反戦を唄った名曲だ。 戦争を皮肉った最高の歌だろう。 ●加川良「東京」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=CPs4hpTrAUU 色んな歌手が「東京」を歌っているが、加川良の歌う「東京」はセピア色の東京だ。 ●加川良「あした天気になあれ」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=nVSkzEIuYpw 市民の視線で歌った「幸福」の歌。 加川良の声が温かい。 ●加川良 「伝道」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=uQxqOFdaKFE 聴いていると「ホッと」する歌。 まるでビートルズの「Let it be」のようだ。 高校時代にこの歌を聴いてずいぶん助けられた。 ●加川良 「知らないでしょう」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=d41jT5gKrjg 切なく、ほのぼのとする恋の歌。 ●加川良 「たかが私にも」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=colZqQwsUcA 加川良の名作中の名作。 人生を放浪する人間のための歌だ。 |
フォークソングの歴史・フォークソングの名曲、昭和のフォーク ●斉藤哲夫「されど私の人生」 アマチュア時代から、あがた森魚、野澤享司、鈴木慶一、はちみつぱいらと親交を深める。 URCから早川義夫プロデュースの「悩み多きものよ」でデビュー。 その後ファーストアルバム『君は英雄なんかじゃない』を発表する。 “悩み多きものよ”“されど私の人生”が URC 時代の代表的作品。 1973年CBSソニー から『バイバイ・グッドバイ・サラバイ』、1974年『グッドタイム・ミュージック』1975年『僕の古い友達』など3作品をリリース。 野澤享司のことを歌った、“野澤君”などの楽曲がある。また、その文学性の高い歌詞から若き哲学者、歌う哲学者等の愛称でも呼ばれた。 その後、キャニオンから2枚のアルバムとミニアルバム『ピカ-ピカ』をリリース。(宮崎美子が出演していたミノルタ(現コニカミノルタ)X-7の CM ソング「いまのキミはピカピカに光って」収録。) ●斉藤哲夫「されど私の人生」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=UCxNBcL447I 吉田拓郎も歌っている。 人生を唄った歌は数多くあるが、この曲は5本の指に入る名曲だ。 ●斉藤哲夫「バイバイグッバイサラバイ」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=64bvI2KXz0E 一般の人には全くなじみが無いと思うけれど1970年代のフォークソングに浸った人には、知る人ぞ知るフォークソングの名曲だ。 ●斉藤哲夫「グッド・タイム・ミュージック」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=QAs7pa8OE54 う〜〜ん、名曲だ。 音楽家のサガとリスナーの深い絆を唄った斉藤哲夫の中での一番の作品です。 ●斉藤哲夫「いまのキミはピカピカに光って」(作詞:糸井重里、作曲・編曲:鈴木慶一) ↓ http://www.youtube.com/watch?v=Z2IZPdPcYQI 「宮崎美子」と「斉藤哲夫」を一躍、世の中に踊りださせた曲。 ●斉藤哲夫「悩み多き者よ」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=t1ejH9kpE7Q 心に沁みる音楽。 青春が甦ってくる。 |
フォークソングの歴史・フォークソングの名曲、昭和のフォーク●西岡恭蔵「プカプカ」 ●西岡恭蔵「プカプカ」 1960年代にフォークグループ“ザ・ディラン”を大塚まさじ、永井洋と結成するが、1971年頃に脱退。彼が抜けた後のザ・ディランIIのデビューアルバム『きのうの思い出にわかれをつげるんだもの』のレコーディングに参加。 象狂象のペンネームで作った『プカプカ』は代表曲となる。 1972年、吉野金次プロデュースのソロアルバム『ディランにて』でデビュー。 1974年、セカンドアルバム『街行き村行き』(あがた森魚・はちみつぱい・細野晴臣参加)を発表。 また、同年にザ・ディランの再結成に佐藤博、長田タコヤキ和承、石田長生らと参加。 同グループはアルバム『悲しみの街』(ベルウッド)を発表。『ほら貝を語る』では三上寛と思われる人物が登場している。 1999年、自宅で首を吊って自殺。享年50。 ●西岡恭蔵「プカプカ」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=qLFFzTspoXA 多くの歌手がカバーしている。 いい歌だよね。 ジャンルを超えて名曲だ。 たばことスイングジャズと男と占いが好きなこの女性は、ジャズ歌手で失踪した安田南さんだとうわさされました。 「日本をすくえコンサート'94」では泉谷しげるが歌っていた。(当然、僕は観に行った。) このコンサートは出演者が豪華だった。 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=KdoZ48XgwU8 ●西岡恭蔵 「サーカスにはピエロが」 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=ZHNRs0jGwUc フォークソングの平和な日々の懐かしい曲だ。 そうさ、サーカスにはピエロが必要さ。 |
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